これからの教育

今年度、「文教警察委員会」という常任委員会に所属します。

そこで、22(土)、4ヵ月ぶりの再開となったラジオ県政報告、FM Haro!「TSUNAGU みんなの政治」では、「これからの教育」について、子育て世代でもあるパーソナリティの浦田あけ美さんとともにお話しました。

まずこれから必要とされる「プログラミング教育」について。世界で導入が進んでいるほか、ロジカルシンキング(論理的思考)のためにも必要です。

来年から小学校では必修となり、中学校でも2年後の2021年から「技術」で学びます。さらに高校では「情報1」「情報2」という教科が始まって、2024年には大学入試に導入されるとの検討がされているとか・・・。

詳しく知りたい方は「★未来の学びコンソーシアム」というポータルサイトをご覧ください。

さらに「外国語科」も拡充されますが、これらは「新学習指導要領」の導入に合わせて実施されます。

「学習指導要領」は文部科学省が小中学校や高校などで学ぶ教育内容の基準で、だいたい10年ぐらいで見直しされています。昔「ゆとり教育」という時代がありましたが、それも当時の学習指導要領に沿った考え方です。これが新たに改定されて、プログラミングや英語が拡充されることになりました。

前提は「ソサイエティ5.0」です。狩猟社会⇒農耕社会⇒工業社会⇒情報社会の次に来るのが「ソサイエティ5.0」。大きく変わる社会に適応できる能力を育てていこうということです。

今後10-20年で今の仕事の半数は自動化される可能性が高いと言われています。その一方で、なくならない仕事があり、新しい仕事が生まれてきます。そういう時代に適応できる子どもを育てるために、自ら課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、判断して行動し、幸せを実現してほしいという狙いで学習指導要領は作られています。

今年度は、さまざまな角度から、これを検証していきたいと考えています。

前の記事

防潮堤の減災効果

次の記事

文教警察委員会