産業構造の変化で進化するシアトル(アメリカ視察1)

県議会で11月9日~18日の日程で北米西海岸3地域を視察しました。テーマは「産業振興」と「まちづくり」。特徴的な部分を報告します。

最初に訪れたのはワシントン州シアトル市。日本でもイチロー選手がいるマリナーズで有名です。人口約72万人、圏域人口360万人ほどということなので、静岡市や浜松市と比較できる地方都市です。

・・・が、高層オフィスビル群や公共交通網、道路、港などのインフラ施設はケタ違い。さらに野球場としては、4.7万人収容のマリナーズの本拠地「T-mobile パーク(旧セーフコフィールド)」があり、その隣にはなんと7.2万人が入れるサッカー・アメフトスタジアムの「センチュリーリンク・フィールド」があります。

シアトルは港湾と鉄道をいかして物流拠点として発展してきたとのこと。そこに1916年ボーイング社が設立され、戦中の軍需や戦後の旅客機の需要により発展しました(現在の本社はシカゴ)。そして今、アマゾンやスターバックスなど世界的な企業が本社を置き、広域圏にはマイクロソフトやコストコもあります。物流から製造、そして次世代サービス産業と時代に合った企業群がこの街の発展を支えています。

空き時間にはAmazon Goでショッピングをしてみました。写真はアマゾン本社にある「スフィア」、隣接している「AMAZON Go」、おまけに「スタバ1号店」です。