日の目を見なかった“決議案”

ふじのくに県民クラブは本日の県議会 危機管理くらし環境委員会に「リニア中央新幹線整備に関する決議」を提出しました。

・・・が、残念ながら「賛成3、反対6」で否決されました。

大井川流域8市町議会からは10月に県と国に「意見書」が出され、さらに今月中には2市議会から出される予定です。私たちは流域8市2町の住民の声を踏まえて、シンプルに県議会として「水と環境を守る」ことを意思表示したかったのですが、残念です。

自民改革会議は「今はその時期ではない」、公明党静岡県議団は「前回は一致を目指すべき」と理解を得られませんでした。

国土交通省がJR東海との間に入り調整を図っていますが、なかなか前に向いて進んでいません。

私たちはリニアそのものに反対しているわけではありません。

62万人の生活と、農業をはじめ地域産業への影響が出ては取り返しがつかないことになるので、水への影響をきちんと事前調査をし、適切なリスク回避手段を講じていただきたいのです。

会派内に設置した「リニアプロジェクトチーム」を中心に、引き続き、対応を検討していきます。

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