デュアルモード・ソサエティ

先ほどまで、面白いネットイベントを視聴していました。

テーマは「デュアルモード・ソサエティ」。主催は「★Code for Japan」。

趣旨はCode for Japanのサイトをご覧いただくとわかると思うのですが、地域課題を“みんな”の力で解決していこうという試みです。

やすとも市長や浜松のベンチャー経営者も参加していましたし、テックビートSHIZUOKAの話も出てました。

Withコロナの社会では、経済モードと安全モード(デュアルモード)を、しなやかに切り替えていく必要がある・・・というものです。

その上で、現実の社会現象に速やかに対応するには、課題をオープンにして、デジタル技術を使い、多くのみなさんに参加してもらって解決していくことが大切だと。

今回のコロナ対応で、さまざまな分野でこうした新しい動きがあったと思います。“共創”というキーワードも出されました。多くのみなさんの力を活かしていきたいですね。

行政は、「制度」から「サービス」へ、「行政目線」から「市民目線」へ、との指摘も。

家で一杯飲みながら、Webでこういう場に触れることができるのも、Withコロナ時代の新たな動きですね・・・(^^;)

ベンチャー経営者のみなさんと話をしていると、こうしたワクワク感を感じることが多いのですが、今日は新たな発見でした。

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現実は・・・

第32次地方制度調査会の答申がまもなく提出されます。

人生100年時代を迎える中、人口減少やインフラ老朽化、デジタル社会の進展など、さまざまな社会要素を踏まえ、2040年頃のあるべき地方行政体制について、長時間かけて議論されてきたものと思います。

★地方制度調査会(総務省サイト)

・・・が、あまり目新しさはありませんね・・・。

言い過ぎかもしれませんが、現在の中央集権システムの中、国が従来の枠組みで地方自治体の行政システムについて議論することは、もはやナンセンスなのかもしれません。

ネットイベントを聞いていると、国の審議会ってなんなんだろう・・・と思わざるを得ませんでした。

次の時代は、地域に住む私たち自身で拓いていく必要があります。