県議会12月定例会 開会
静岡県議会12月定例会が開会しました。
当初予定では12/1の開会予定でしたが、先議案件のため、1日前倒しで開会しました。
提出議案は補正予算など24件。
そのうち期末手当を0.05ヵ月減額する、給与条例の改定案を“先議”として本日議決しました。
コロナ禍で民間のボーナスが減っている中、一般職や教員、警察官など県職員約3万人の期末手当を、官民比較に基づく人事委員会勧告に従い減額するもので、約8億円ほどの減額になります。
「民間はもっと大変」との声も聞きますが、保健所はじめコロナ対応でガンバっている職員もいますので、ご理解いただければと思います。
★令和2年職員の給与等に関する報告及び勧告(特別給関係)(静岡県のサイト)
個人的には、期末・勤勉手当の考課幅をもっと大きくして個々人の支給額にメリハリをつけるべきと思っています。こうした処遇制度のあり方については、引き続き提言していきます。
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補正予算は10億3800万円。コロナ対応に4億9300万円、その他6億1200万円の11億500万円を計上していますが、事業見直しにより6700万円を減額しています。コロナ対応ではありませんが、その他事業の中にも医師の負担軽減策(約3億円)が含まれています。
条例改定では、今年度末で期限となる「もりづくり県民税」の5年間の延長が提案されています。県民の皆様に年400円の超過課税をお願いするものですが事業効果は認められます。下記リンク先に詳細が記載されています。個人的にはご協力をお願いできればと思います。
★森林(もり)づくり県民税(静岡県のサイト)
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今日は令和元年度決算の認定も行いました。PDCAの「C」にあたるもので、令和3年度当初予算に反映「A」していきます。
また「新型コロナウイルス感染症に係る誹謗中傷等の根絶に関する決議」を全会一致で議決しました。新型コロナの感染リスクは誰にでもあります。誹謗中傷は絶対に慎みましょう。
本会議の質問は12/4(金)から10(木)まで、14(月)-15(火)に常任委員会が開催されます。コロナやリニアといった喫緊の課題に加え、次の時代を見据えたデジタル化などさまざまな議論が行われます。今後の論戦ご注目ください。