アフターコロナを見据えたグローバル人材の育成

【田口】

この3年間はコロナ禍もありオンラインでの交流が主となったが、5月には新型コロナの類型見直しが行われる。教育委員会としてもアフターコロナを見据えてリアルな体験ができる体制を立て直すべきだ。

池上教育長の考えるグローバル人材、またグローバル人材への期待、県内の若者をグローバル人材に育てるために必要な施策、アフターコロナを見据えた実際の事業推進などについて伺う。

【答弁 池上教育長】

グローバル人材は、世界の動きを捉え、自らのルーツや育った国と地域社会に誇りを持ち、SDGsや多文化共生の理念を理解した上で、探求的アプローチにより課題を解決していける人。言語や文化価値観の違いを乗り越え、国内外で活躍できることを期待している。

グローバル人材育成には異文化体験が重要であり、コロナの影響をみながら、安全・安心を第一に海外留学などを再開していく。さらに体験学習や現地の人々との相互交流を目的としたスタディツアーの実施や、アジアを始めたような地域からの高校生の受け入れなど新たな交流も検討していく。