自治体の経営改革
夏のお勉強⑥。
26-27日の2日間、名古屋で行われた「NPG(ニューパブリックガバナンス)の基礎と自治体経営改革のあり方」を受講しました。
講師は石原俊彦氏。関西学院大学大学院教授で、私も所属している「★CIPFA JAPAN」の親分でもあります。
何度聞いても、新たな発見があります。今回も、質問されて答えられないことがいっぱいありました。「知ってるつもり」ではいけませんね。引き続き謙虚に勉強します。
公会計改革だけでは説明できないことがたくさんあります。「現行の“将来負担比率”は確定金銭債務の返済可能性を示したにすぎず、本質的な“将来負担”は資産更新負担にこそある」と指摘。
現在策定中の「公共施設等総合管理計画」の精度をチェックする必要性を感じました。インフラ資産にも留意すべきです。
静岡市のパンフレットを紹介いただきました。常葉大学の学生さんの協力を得て作成したもののようですが、わかりやすさという点で、私も広報にあたり参考にしないといけませんね(いつも文字ばっかりなので…^^;)。
研修に行くと講師の話の他、参加した議員や職員さんとの情報交換も楽しいです。
三重県では固定資産税の超過課税を検討している自治体があるようです(9月定例会で議論されるとのこと)。いずこも厳しいですね…。
9月定例会が始まるまでは、引き続き、夏のお勉強に励みます。