地域おこしのカギは人財にあり
ちょっとアップが遅れましたが、北陸視察3日目は、石川県羽咋市神子原地区と富山市岩瀬地区を視察。ともにユニークな地域活性化に取り組んでいました。
◆神子原地区は、“スーパー公務員”がローマ法王にお米を献上したこと等で有名になったところです。このほかにも限界集落に若者を呼び込んだり、規制緩和による就農促進に取り組んだりと、知恵を絞っています。
★羽咋市山彦計画 (総務省のサイト)
厳しい地域ほど知恵が出ると言いますが、まさに地で行く取組だと感じました。
◆富山市岩瀬地区は富山ライトレールの終点付近。かつては北前船の廻船問屋で賑わった地区です。近年、衰退していましたが、ここ数年、ちょっと変わった地域再生が進んでいます。
仕掛け人は桝田隆一郎氏。地元の老舗酒蔵「満寿泉」の経営者ですが、同時に「岩瀬まちづくり株式会社」の社長も務めています。
★紹介記事(内閣府経済社会総合研究所のサイトから)
単に街並みの美しさだけでなく、陶芸家や彫刻家、ガラス工芸作家など若き芸術家の活躍の場にもなっていました。
地域活性化はどこでもできるということもわかりました。共にいえることは“複線型の魅力”を作ることが必要ですね。あとはそれを実行する人財をいかに育てるか…。
写真は「満寿泉」。キリッとしておいしいです。