砥部町の公会計改革
松山市のお隣、人口21000人余の砥部(とべ)町を訪問しました。
砥部町を知らない人は多いと思いますが、この町は、財務情報を活用して住民への説明をしっかりやっている日本一の町ではないでしょうか。
★財政情報のページ(砥部町HP)
お話をうかがった職員さんとは、前夜の「行革甲子園」後のパーティでもお会いしました。財政が厳しくなる中、将来に向けて持続可能な町を作ることにとても「熱」を持った職員さんでした。
お話しいただいた資料は上記ページのうち、「公会計砥部町の取り組みとプロジェクトチームの活動」にある「★公会計をもっと身近にのPDFデータ」。これをベースに幅広く教えていただきました。
みなさまもぜひ上記リンク先をご覧いただきたいと思います。
まず財政情報(予算・決算・財務諸表)は、「ページそのものをアニュアルレポートに仕立てた」と書いてるとおり相当な情報量があります。
このページだけではわかりませんが、リンク先を見るとインタビューやイラストを使った資料など工夫が見られます。
次の「まちづくり体験塾~バランスシート探検隊、SIM2030~」は、住民参加型の財政講座です。非常にわかりやすいと思います。私も県内でやってみたいと思っています。
3つめの「公会計砥部町の取り組みとプロジェクトチームの活動」をみると、9月23日に「静岡県で砥部町の取り組みを紹介」とあります。
菊川市さんが呼びかけて周辺市町と県職員も参加したとのこと。参加した県職員に感想を聞かなきゃいけませんね。
写真は「砥部焼」の蕎麦猪口。キレイでしょ。