「チーム議会」・・・なるほどね

今月1日、「全国地方議会サミット」に参加しました。北川正恭先生と片山善博先生のお話を久しぶりに聞きました。たまには刺激を受けないといけませんね。議員になって12年経ちますが、これからも初心を忘れず、民間感覚で改革を進めていきます。以下は両氏以外のコメントも含めた会議の備忘録です。

・地方分権一括法以降さまざまな議会改革が進んできたが、量的改革から質的改革への転換が必要。

・議会は監視機能だけでなく、政策機能の充実が必要。議会が住民の声を聴いて政策につなげること。地方議会から国を変えていく。

・そのための「チーム議会」。議会事務局から議会局にすべき。

・自治体職員は「誰のために仕事をしているか?」と聞かれたら、ほとんどは「住民のため」と答える。議会事務局職員に聞くと「議員のため」と答えるケースがある。それでよいのか?

・自ら議会事務局を希望する行政職員はいない。市長部局に戻りたいという議会事務局職員がほとんど。それでよいのか?

・議会事務局が議会の事務だけやっていてはダメ。議会局として「チーム議会」を作っていく。与えられた職務の中でベストを尽くしてもらう。

・「第三者評価」や「事務局職員からの提案」を実施している議会もある。

・「GOVTECH」が動き出している。

・「チーム議会」は「取締役会」「裁判所」に例えて考えればよい。これらは決定することが仕事。二元代表制だからこそ「チーム議会」で取り組むべし。

・決めたことに責任を持つこと。説明責任は議会にこそある。

・条例の管理、例規集の管理は議会でやるべき。古い制度のメンテナンスもやるべき。

・議会は立法機関であり、法制に長けた職員が必要。「チーム議会」のカギになる。