カーボンニュートラル社会を見すえ質問(産業委員会)

産業委員会では、国が公表した「カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」を踏まえた今後の静岡県の成長戦略などについて質問しました。

◆経済産業部

「産業成長戦略2021」関連では、「次世代自動車の電動化・デジタル化等対応研究会」の設置、中小企業の固有技術を伸ばすための支援策、再生可能エネルギーとエネルギー関連産業の強化、ベンチャー支援などについて県の方向性を質しました。

また喫緊の雇用情勢では、雇用調整助成金特例措置後の雇用確保策について、他の議員からも質問があったので重ねての質問はしませんでしたが、業界団体などと連携し実態を把握し、移籍・出向支援など速やかな対策を取るよう意見を述べました。

このほか、「外国人留学生の採用(就職)支援」、「クラウドファンディングの活用」、「農林環境専門職大学の魅力づくり」、地域の課題である「浜松市沿岸域防潮堤の森づくり」、「浜名湖の水産資源の維持」などについて取り上げました。

◆企業局

企業局は数年前、温泉発電にトライしました。この時は結果的に見合わせましたが、あらためて県の特色を生かした地産地消型のエネルギー事業にチャレンジすべき・・・と質しました。

都道府県公営企業では24の自治体で電力事業を行っています。ほとんどは水力発電ですが、中には風力発電やバイオマス発電に取り組むところが出てきています。

企業には、製造段階からのカーボンニュートラルが求められています。民間電力事業者の導入促進だけでなく、県自ら検討すべき課題だと考えます。

【写真は日曜日。ご近所のハクモクレンが満開でした】

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