1年を振り返って
みなさんにとって今年はどんな年でしたか?
今年の漢字は「戦」。ロシアのウクライナ侵攻や、大谷選手や村上選手の活躍が光った野球やサッカーW杯など心震わせるスポーツの激「戦」がキーワードだったと思います。
私は「動」。いろんな「動き」の大きな年だったと思います。
2月のロシアのウクライナ侵攻という「動」乱。
年初に1ドル115円程度だった為替レートは10月に150円を突破するなど為替変「動」。
さらに燃料高や資源高、原材料高、食糧高など価格変「動」は、コロナ禍からの再始「動」に向けて動き出していた私たちの生活に大きな影響を与えました。
ふじのくに県民クラブは3月、8月、11月に物価高対策の要望を提出。県に補正予算を組むなどタイムリーな対応を進めました。
豪雨災害も頻発しました。今年に限ったわけではありませんが、気候変「動」によるものと考えられます。
地元入野地区では今年も浸水や道路冠水がありました。県内各地で被害が続出。清水区の浸水被害は約50年ぶりとも。治水対策の強化はもちろんですが、地球温暖化対策が政策の上位課題になりました。
政治活「動」においては、ふじのくに県民クラブ幹事長としての議会活動のほか、新たなチャレンジとして「新政しずおか」という政治団体を設立しました。
私は一度も国政政党に所属したことがありません。地方議会に国政政党は不要と考えています。地域をより良くするには地域特性に応じた政策を推進することが重要です。
明治維新以来の中央集権体制で、全国一律の制度で、国主導の地方創生で発展を続けていくのはもう限界ではないでしょうか。
もちろんこれまでの中央集権体制を否定するものではありません。外交、国防、通貨、社会保障など国が担うべきことはたくさんあります。しかし「坂の上の雲」を目指して進んできた日本は先進諸国に追い付いた後、進むべき方向を見失ってしまいました。
世界を見ても1億人を超える人口を擁する国では連邦制など地域に応じた政治体制を進めているところが多数です。江戸時代の「幕藩体制」に戻すわけではありませんが、地域特性を最大限活かせる政治体制をこれから追及していきます。
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さて明日から卯年。
ホップ!ステップ!!ジャンプ!!!と飛躍する年にしたいですね。
私にとっては第20回統一地方選挙があります。まずは全力でチャレンジします。
岐路に立つ日本経済は春闘の動向と日銀総裁の交代による金融政策の動向に注目です。
子ども家庭庁の設置にも期待したいですね。今年は課題が顕在化しましたが、保育環境の充実を図っていきたいと考えます。
また5月には広島でG7が開催。9月のG20はインドで行われます。インドの人口が中国を抜くともいわれています。
足は地に着け、目は世界を見、頭は将来を描いて政策を進めます。
それではみなさま、良いお年を!