平成26年度当初予算案

平成26年度当初予算案が公表されました。備忘録として箇条書きで特徴を記しておきます(数字は全て概数)。

◆一般会計 1兆1802億円(前年当初比+411億円 +3.6%)

◆歳入の特徴 

○県税4320億円(前年当初4040億円から+280億円) 法人2税が企業業績の回復により+120億円の1089億円。個人県民税も+76億円の1463億円。

○消費税増税に伴い地方分が1.0%→1.7%に引き上げ(27.10~2.2%)。これにより地方消費税が+120億円の589億円。地方消費税清算金が+212億円の943億円。

○地方交付税は+39億円の1445億円。臨時財政対策債は△160億円の1200億円。

○県債は+91億円の671億円。臨財債との合計で、新たな借金は1871億円。

◆歳出の特徴

○消費税増により、社会保障関連など市町に交付する税収関連法定経費が245億円の増。

○義務的経費は+35億円の6433億円。人件費は△55億円だが、扶助費+57億円、公債費+48億円など。

○投資的経費は+44億円(+2.5%)の1824億円。

○市町への補助金などその他の経費は+85億円の2226億円。

○部門別では、経営管理部(税収関連法定経費)と健康福祉部(扶助費)の増が大きい。

◆一般会計の県債残高は、25年度末見込の2兆6852億円から26年度末は2兆7303億円となり、451億円借金が増える見込。

◆翌年度活用可能な基金は、25年度の146億円から、県の目標数値(250億円)に近い252億円を確保。

◆特別会計 

○公債管理特別会計(計画的な借金返済のための積立)が+615億円の4448億円。

○流域下水道事業特会は+10億円。

◆企業会計

○地域振興整備事業(企業局が行う土地造成)が+23億円の+32億円。オーダーメード方式からレディメード方式に方針転換。個人的には懸念もあります。

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★当初予算案(静岡県のサイト)

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