ハンセン病

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「ハンセン病」と言っても、若い人は知らないかもしれませんね。詳しくはネット検索していただければと思いますが、多くの患者さんが人権侵害を受けた病です。
今日、御殿場市にある「国立駿河療養所」を訪問しました。ここは全国に13あるハンセン病患者のための施設のひとつです。
ハンセン病はかつて不治の病と恐れられ「隔離政策」がとられました。戦後、治療薬が開発され治癒できるようになったのですが、患者さんは生命の尊厳をないがしろにされたり、後遺症が残るため限定的な生活を余儀なくされたりしました。
今日は埼玉大学の学生さんたちが研修に来ていました。メインテーマは「人権」のようでしたが、若い皆さんがこうした現実を知ることはとても意義あることと思います。
さて、私たち議員は、ちょっと違った視線でも意見交換させてもらいました。それは「療養所を将来に向けてどうしていくか」という観点です。
入所者の方や施設の方とお話させていただきましたが、医療・福祉施設としての一般開放や人権問題の象徴としての活用など、さまざまな検討がなされているようです。
多くの人に知っていただきたい現実です。

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