子ども・子育て支援新制度について
◆質問
子ども・子育て支援新制度が、来年4月から施行見込みとなっている。
消費税増税が先送りされる中、財源が懸念されるが、市町の現場は新制度に向けスタートしている。
県は、今後5年間の推進計画となる「ふじさんっこ応援プラン」を策定中だ。
川勝知事は「生んでよし、育ててよし」の“ふじのくに”づくりを進めており、また子どもを「社会の宝」と位置づけ、「子育ては尊い仕事」であるという理念の普及も進めている。
新プランでの重点的な取り組みは何か。
○答弁 宮城島 健康福祉部長
県民意識調査では、理想の子どもの数は2.43人、実際に持つ予定の子どもの数は2.01人で、県が「合計特殊出生率2」を目標に、少子化対策を展開していることと一致している。
本プランでは「2人から3人の子どもを持ちたい」という願いがかなえられ、全ての子どもたらが大切に育まれ、子どもたちの笑顔があふれる社会を築いていくことを目指す。
また本プランの対象の主役を子どもとすることで、「きめ細かで、子どもの目線に立った子育て環境の実現」を基本目標とし、子どもの発達段階に応じたサービスが受けられるよう、保育の質の向上を図るだけでなく、地域子育て支援拠点などの子育て支援事業を円滑に実施していくこととしている。