子どもの自転車事故の防止・オートバイ事故の防止

◆質問

県内の昨年の高校生の自転車事故件数は1162件となっており、一校当たり年間約8人の自転車事故が発生した。教育委員会の取り組みを聞く。

○答弁 安倍教育長

高校生の自転車事故の発生は憂慮すべき状況。実践事例を取りまとめ各学校に周知するとともに、関係機関と連携を図りながら、自転車事故防止を重点課題として交通安全教育を一層推進していく。

◆質問

昨年、オートバイの免許取得者が久々に増加に転じた。若い女性層の取得が増え、私たちの年代を中心にリターンライダーも増えている。

オートバイの人気が高まる中で、安全運転教育が欠かせないが、運転技能やマナー向上への警察の取組を聞く。

○答弁 西川警察本部長

県警察では、オートバイの事故防止対策として、講習会の開催、街頭での車両点検や安全な乗り方に関するワンポイントアドバイス、二輪車安全運転大会やキャンペーンの開催といったオートバイの利用者の運転技能の向上やマナーの向上を図ってきた。

本年は新たに浜松市内で自治体、オートバイ事業者、関係団体との合同で大規模なイベントを開催し、交通安全パレードや運転技能指導を行うなど安全運転を呼び掛けた。

今後も関係機関・団体とより一層の連携を深め、オートバイの事故防止に努めていく。

◆要望

この夏、浜松で「バイク・ラブ・フォーラム」が開催された。

この中で「オートバイと社会の共生」が議論されたが、オートバイに対して、「危ない、うるさい」というイメージを持っている人がいることも指摘された。グッドマナーでバイクを楽しんでいるライダーは、残念な思いだが、それも現実だ。

安全教育と合わせて、暴走行為や整備不良車への対応も、よろしくお願いしたい。