地方創生担当大臣からの書簡
石破 茂 地方創生担当大臣からのお手紙を拝見しました。…といっても私あてではなく、“都道府県議会議長”あてですが…。
国は12/27に「まち・ひと・しごと創生総合戦略」を閣議決定しました。これを踏まえ、地方自治体は来年度中に「地方版の総合戦略」を策定することになります。
書簡には、策定にあたって、産学金労等の意見を幅広く聞くことやPDCAサイクルの徹底のほか、地方議会での十分な議論も書かれています。
人口減少社会における今後の地方創生に向け、各地域が知恵を絞ることになりますが、ステレオタイプな戦略ではなく、本当に地域の“場の力”を活かしたモノにする必要があります。
先日、県の所管部門とこれについて意見交換しましたが、「静岡県まち・ひと・しごと創生県民会議」や各地域ごとの「地域会議」を設置し、前倒しで策定に取り組み、H28年度当初予算には盛り込みたいとのことでした。
H23年度から「雇用創造県民会議」が設置されていましたが、地域の特色を生かした会議になっていたと思います。
こうした議論に議会も積極的に関与し、中央政府主導でなく、地方分権・地域主権につながる改革にしていきたいものです。
今年の政策テーマのひとつとして取り組んでいきます。