浜岡原発視察

Dsc_0398静岡県議会原発・総合エネルギー対策議員連盟で、中部電力浜岡原子力発電所を視察しました。

今年2月に原子力規制委員会に4号機の新規制基準への適合性確認審査を申請したことから、新基準への対応状況や地震津浪対策などを調査しました。

22mにかさ上げされた防波壁や非常用発電設備などの津浪対策のほか、フィルターベントなど新たな規制基準対応、さらに緊急対策所などを見せていただきました。

2重3重の対策を講じているとのことで、3.11後の安全対策の投資額は3000億円にものぼるそうです。

また廃炉をめざす1・2号機では、2号機に148体の未使用燃料棒が残っているとのことでしたが、2015年春までには搬出される予定とのことでした。

マンガの見すぎと言われては困りますが、私からは “サイバーテロ” への対応について聞いてみました。「詳しいことは話せないが対応している」とのこと。航空機等の物理的攻撃よりも、個人的にはこちらの方が気になります。

まだまだ調査しなければいけないことがたくさんありますが、引き続き、みなさまの声をうかがいながら、浜岡原発を含むエネルギーのあり方を検討していきます。