鯖江に学ぶ

静岡県議会地方分権推進等別委員会で北陸方面を視察中です。

昨日は鯖江市を訪問。鯖江といえば“めがね”が有名ですが、まず最初にチタン加工技術で気を吐く経営者のお話を聞きました。

お伺いした会社は★(株)西村金属様。関係会社で製造販売している“★ペーパーグラス”という老眼鏡でも有名です。

一見、分権改革と関係なさそうですが、「地方分権の目的は地域活性化」であり、「地域活性化を支えるのはまず人材」ということです。

鯖江は浜松と同じ“ものづくり”のまち。共通するのは浜松的に言えば“やらまいか精神”ですね。“出る杭を伸ばす”しくみが必要と感じました。

「行政は本当に必要とされていることをやってくれればいい」とも。裏を返せば「余計なことはするな」ということでしょうか…。何かのサポートを考えるより、規制緩和を考えたほうがいいかもしれませんね。

続いての訪問先は、★NPO法人エル・コミュニティ

リンク先をご覧いただければと思いますが、学生(若者)の力を活かした地域活性化を進めています。

理事長の竹部さんは、地域活性化に対する熱い思いを持った女性でした。“熱伝導”という言葉がありますが、まさに竹部さんの思いが多くの若者に伝わっている気がしました。

今週末に「第8回鯖江市地域活性化プランコンセプト」が行われます。見に行こうかな…。

鯖江市は“データシティ”、“クラウドファンディング”、“JK課”などユニークな取り組みが行われていますが、これらはすべて「市民が主役」というコンセプトで進められていると感じました。

分権改革のカギは人材にありそうです。

【写真は鯖江市JK課のみなさん(画像を荒くしてあります)】

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