マニフェスト大賞

Manifesto 午前中は決算特別委員会。平成26年度一般会計決算ほか、特別会計、企業会計はすべて認定されました。

行政は予算主義ですが、今後は決算で成果を評価するという作業に力点を置く必要があると思っています。政調会として工夫する必要がありますね。

さて午後は六本木ヒルズで行われた「第10回 マニフェスト大賞」の授賞式に行きました。

マニフェスト運動は早稲田大学マニフェスト研究所顧問の北川正恭教授等が提唱したもので、このマニフェスト大賞は今年で10回目を迎えます。

優秀マニフェスト(首長の部、市民の部、議会の部)のほか、優秀政策提言賞、優秀成果賞などいくつかの部門があります。

私たちふじのくに県議団が、今年、新たに策定した政策集「覚悟」が、議会の部の優秀賞(5組・人)にノミネートされ、今日が授賞式。5選の中から最優秀賞を選ぶことになっていました。

緊張しつつ授賞式に臨みましたが、最優秀賞には山梨県の会派「チームやまなし」さんが輝きました。おめでとうございます。

残念ですが、私たちの今の実力はここまで…と、さらに気合が入りました。

受賞された山梨県議会議員さんとは、がっちり握手し、「お隣同士ですので、また善政競争しましょう!」とエールを交わしました。

政策提言賞や成果賞にも参考になる取り組みがたくさんありました。いいとこどり、ヨコ展開できるものは吸収していきたいと思います。

静岡県からも数団体参加されていました。

特に牧之原市さんは、市長が首長の部でグランプリ受賞、市民の部でも優秀賞、優秀コミュニケーション・ネット選挙戦略賞も周辺の3市(焼津・島田・掛川)と共同で受賞されていました。市民参加のまちづくりを進めているということでしたが、注目したいと思います。

このほか「わかもののまち・静岡実行委員会」さん、島田市さんも受賞おめでとうございました。よりよい地域を作っていきたいですね。

詳しくは下記のサイトをご覧ください。すでに結果が公表されています。

★マニフェスト大賞

北川氏の選評を下記に記します。これからが大切です!

■ふじのくに県議団(静岡県議会)

今春の統一地方選挙に向けて、会派の新公約集「覚悟」を作成した。策定の過程では、大学連携や、関連団体との意見交換を行った。

公約では 6 本の条例制定を掲げ、議会の権能である「条例制定」を核とした。昨年のマニフェスト大賞では、横浜自民党が掲げ
た 8本の条例制定マニフェストの取り組みがグランプリを受賞したが、それに続く意欲的な取りくみ。

アウトプットよりもアウトカムを重視し、「政策体系シート」を掲載したことも特徴的。任期中に約束した条例制定が実現できるか、注目される。ぜひ、条例の策定過程を県民にわかりやすく公開してほしい。

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