いよいよあと1年、ラグビーW杯

Rwc

ラグビーワールドカップ(以下RWC)2019がいよいよ1年後に迫ってきました。

来年9/20東京スタジアムでの「日本対ロシア」の開幕戦を皮切りに、11/2の横浜国際総合競技場での決勝まで、1月半にわたり、
全国12会場で計48試合の熱戦が繰り広げられます。

ここ静岡県においてはエコパスタジアムで予選4試合が行われます。

そこで、先週22(土)のFM Haro!「遊佐ちえみの 聞いちゃえ!しずおかの政治」では、ゲストにRWC2019組織委員会 静岡地域支部長の藤原直宏さんをお招きしてエコパの4試合の見どころをうかがいました。

ノリノリでお話しいただいた名調子をそのままお伝えします(^^)

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◆9/28(土) ブレイブ ブロッサム 日本 vs アイルランド

<再び世界に衝撃を!日本代表が番狂わせを狙う>

(世界ランキング11位 vs 2位)

前回大会で桜の勇者たち、我が日本代表が、南アフリカを倒した試合は、RWC史上最大の番狂わせと言われました。同様の衝撃を世界に与えるのであれば、この試合です。

現在、世界ランキング2位のアイルランドはヨーロッパ6か国対抗戦に優勝し、今大会も初優勝を狙っています。

大きな体格で規律正しく動くアイルランドを倒すのは難しいものの、日本代表の素早く前に出るディフェンスと、スピーディな攻撃が機能すれば、大波乱の可能性は大いにあります。

両チームのスケジュールを見ますと、日本は、開幕戦でランキング19位のロシアに快勝してエコパに乗り込むはずです。一方、アイルランドは、ランキング6位のスコットランドとの激闘を終えたばかりでエコパに移動してきます。疲れも残っているのではないでしょうか。このスケジュール設定も日本に有利に働くのではないかと思っています。

※ブレイブ・ブロッサム

日本代表の愛称。日本チームのジャージは赤と白のボーダーに左胸に桜のエンブレム。ブレイブ・ブロッサムはこの桜に由来しているのは間違いないのですが、このように呼ばれるようになった経緯は諸説あります。

その一つは、2003年のRWCオーストラリア大会で日本がスコットランドと対戦し、低いタックルでスコットランドに後半半ばまで勝つ可能性のある戦いを繰り広げ、翌日の地元紙に「ブレイブ・ブロッサムズ」の文字が一面を飾り、これがこの由来という説もあります。

その後、日本が好勝負そして、南アフリカに勝つなど感動的な戦いのたびに海外メディアでは、ブレイブ・ブロッサムの文字が踊るようになりました。

◆10/4(金) 南アフリカ vs イタリア

<初のベスト8進出へ。イタリアの挑戦は必見>

(世界ランキング7位 vs 14位)

ランキングだけ見ると、南アフリカ優位に見える対戦ですが、2000年から欧州6か国対抗戦に参加するイタリアは、毎年、イングランドやアイルランドと戦い、着実にレベルアップしています。

また、2016年には13度目の対戦で南アフリカに初勝利をあげ、自信を持って今大会に臨んでくるでしょう。

今年の6月には来日して日本代表と戦い、日本の気候、環境を体感しています。南アフリカは2016年のリベンジに燃えます。互角の好勝負になりそうな気がします。

◆10/9(水) スコットランド vs ロシア

<ロシアにチャンス?日本代表戦直前のスコットランドとの戦い>

(世界ランキング6位 vs 19位)

ヨーロッパ予選3位ながら他国の違反で繰り上げ出場となったロシアは、2度目の出場で初勝利を狙っています。対するスコットランドは、ベスト8の常連で負けられない。

しかし、スコットランドは4日後に日本代表戦が待っており、しかも、決勝トーナメント進出をかけた決戦になる可能性もあり、いかにロシア戦を切り抜けるのか。日本代表のファンにとっても見逃せない一戦となります。

◆10/11(金) オーストラリア vs ジョージア

<ド迫力の肉弾戦が、スタジアムの感動を呼ぶ>

(世界ランキング 5位 vs 13位)

4大会でファイナリストとなったオーストラリアは、スーパーアスリートのイズラエル・フォラウ他、南半球きっての才能集団です。立ち上がりから圧倒的な攻撃力を披露するはず。しかし、プール戦はいつの大会でも、挑戦者の健闘が感動を呼ぶ一戦があります。

ジョージアは、強力なスクラムを軸にボールをキープして粘り強く戦い抜くでしょう。ド迫力の肉弾戦が観客席を沸かせる試合になるはずです。

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・・・とまあ、こんな具合で、楽しく解説してくださいました。ただいまチケット販売期間中。9/19~11/12までの期間で一般抽選販売が行われています。

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