官民連携に関する勉強会

昨日、ふじのくに県民クラブで浜松市西区内を視察しました。

遠州灘海浜公園(篠原地区)野球場整備予定地では、県職員から計画の概要を聞くとともに、官民連携事業を行っている民間企業の方を講師に招き勉強会を行いました。

最近でも野球場整備に反対する意見を聞くことがありますが、私は次の考え方から整備を推進する立場です。

①県西部には県営野球場がないこと、②遠州灘海浜公園(篠原地区)は58年前に都市計画決定されていながらこれまで県の事業が行われてこなかったこと、③浜松市(や自治会・経済界)が総合水泳場ToBiO整備後再三にわたり県に整備を要望していること、④防潮堤が竣工し沿岸地域の安心感が高まったこと、⑤(これは浜松市が考えることではありますが)四ツ池公園にある浜松球場は老朽化しており改修が不可避であること、などです。

ただし施設整備や維持管理における税投入をいかに少なくするかは大きな課題です。新型コロナウイルス感染症対策で多額の経費が必要となる中、最少の経費で最大の効果を発揮できるような事業が求められます。

知事は以前から「公設民営」ということを口にしていますが、なかなかカタチが見えてきません。ならば・・・ということで、今回のレクチャーになったわけです。指定管理者制度をはじめPFI事業など、スポーツ施設での事例をご紹介いただくなど参考になりました。今後の議論につなげていきます。

次に向かったのは、弁天島にある「水産・海洋技術研究所 浜名湖分場」。アサリなど水産資源保護の研究のお話を伺いました。今年度、所管の産業委員会に所属しているので、今後も浜名湖の美味しい幸の回復に向け意見反映に努めます。

写真は、分場に併設されている水族館「ウォット」。海水に住むタツノオトシゴと淡水魚の金魚が同じ水槽に入っている不思議な光景。

子どもが小さい頃に行ったきりで、数年ぶりに行きましたが、指定管理者制度をうまく活用してここ数年利用者増につなげています。